第4章 Tree dahlia※
きめ細かい白い肌。
この島での生活で少し焼けたと言ってもまだまだ白い。
穢れを知らない綺麗な身体。
「み、見ないで...」
俺の視線に気づいたのか彼女が身体を隠すように身体を動かす。
「隠すな...見せてくれ...」
「私ばっかり...ずるぃ...」
彼女はそう言うと俺に手を伸ばし、俺が着ている服を掴む。
彼女が言いたい事がわかった俺は彼女の手を外すと上に着ていた寝巻きを脱ぎ、上半身裸になる。
「リオ...綺麗だ...」
彼女の耳元でそう囁くと首筋に唇を近づけ、チュッと吸い付く。
「ぁ...」
首筋に赤い華を咲かせようかと思ったが、島の奴らに見られるのはまずい。
少し考えた末に彼女の胸元に唇を移動させ、吸い付き赤い華を残す。
その瞬間、彼女はピクっと身体を跳ねさせた。
(可愛い...)
いくつも赤い華を残し、唇を離すと彼女の膨らみに優しく触れる。
「ゃ…」
触れた瞬間、彼女の小さな抵抗の声が聞こえる。
でももう止められない。
彼女のふくらみの頂きを口に含み、舌で転がしていく。
「あ、んっ…!ひゃぁ…」
俺が与える刺激に彼女は甘い声を上げる。
それが嬉しくて舌の動きが激しくなっていく。
反対側は指でつまんだり、捏ねたりしている。
そう刺激を与えていくと頂きが少しずつ固くなっていくのがわかる。
「ん…っ!ふぅ…うっ」
夢中になっており、彼女は声を漏らさないように唇を噛みしめていた事に気づいていなかった。
これでは可愛い唇に傷が残ってしまう。
俺は頂きから口と手を離し、彼女の唇に触れるキスをする。