第7章 事件起きたる
私はいつも通り仕事を終えてたまには外に出て夜風にあたるのもいいかと外を散歩していた..そんな時に事件は起きたんだ。
「やめ、離..て」
「大人しく、ろ」
何だ?兵舎から離れた倉庫から声が聞こえる...私は声のする方へ向かった
「お前は足を抑えろ!」
「おい、これバレたらやべーよ...」
「もういいんだよ、こんな巨人に塗れたクソみてぇな環境で生きてくなんてごめんだ。毎日毎日巨人に怯えながら生きていくなんてやってられっか!!」
そこに広がっていた光景は男の兵士3人に女兵士が襲われている瞬間だった
「てめぇら、何してる...」
「あ、ふっ、副団長!?何でここに!?」
「.....ちょうどいいじゃねぇか。どうせこんな事バレたら俺らヤベーんだしよ、一緒にやっちまおうぜ」
「ああ、そうだな。俺、副団長にはずっと目ぇ付けてたんですよ。あんたみたいな美人とやれるんなら俺どうなったっていいわ」
「何言ってんだゴミクズ野郎共が。私がてめーらみたいなゴミクズクソ野郎なんかにやられる訳ねーだろうが!!」
その頃のリヴァイ
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俺はミラから頼まれていた書類仕事が終わり、ミラの部屋に届けに来ていた。
「おい、ミラ!頼まれてたやつ持ってきたぞ」
何だ?物音1つしねぇ。
「おい、いねーのか?開けるぞ」
そこにミラはいなかった。
とりあえずこの書類渡さねーと休めねぇしな。探すか。
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大体の思い当たる場所は探したが、どこにもいない...
あいつ、どこ行きやがった!?
ダダダダ!!
誰かが前から走って来る。何だ?クソみてぇに急いでんじゃねーか。
「兵長!!あの!!ミラさんが!!えっと、あの、団長に伝えた方が...」
クソ急いでいた奴が俺に話かけてきた。
「何だ!ミラに何かあったのか?あいつは何処にいるんだ!?とりあえず落ちついて話せ。」
そいつの話を聞いた所、こいつは男兵士数人に襲われていた所にミラがたまたま通りかかりこいつを助け、先に戻って幹部を連れて来いと言ったらしい。それでこいつはこんなに急いでいたと。だがしかしおかしい。いつも自分より他人を優先するミラが強姦された女を1人で兵舎まで帰すか?ミラくらいなら男2、3人余裕で倒せるのは分かるが奴らを縛って自分で幹部を呼んで来た方が早くないか?いつも行動に粗がないミラらしくない。何かおかしい