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【⠀進撃】完全無欠と人類最強【リヴァイ⠀】

第41章 結ばれた想いと副団長帰還


「ぐすっ...リヴァイ...私は、お前を愛している...遅くなってすまなかった...」
「ああ、随分待たされた」
そう言ってリヴァイは私の涙を拭い、キスをした。
「調査兵団に戻るぞ。お前の居場所は調査兵団だ。お前以外に副団長を務められる奴はいない」
「ああ行こう」
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私達は調査兵団に戻り、まずエルヴィンの元に向かう。
「エルヴィン、副団長を取り戻したぞ」
「ミラ、よくぞ戻ってきてくれた。リヴァイ、作戦は成功したようだな。」
「ああ。お前のおかげでミラを助ける事が出来た。感謝する」
「やっぱりか...王政に対する不満を王政の耳に入るように且つ、王政が放っておけない程民衆にばらまき、更に言いふらしている人物の風体を流し特定出来る噂を流す...そして噂を流している奴の風体をした兵士を数日間その周辺に住まわせる事で憲兵を誘い出したって事か。後は地形などを確認し、対人戦闘部隊が動き出す頃合いに兵士達を忍ばせ、リヴァイがリーダーと交戦する作戦か」
「そこまでお見通しとは流石だな...やはり君は優秀だ。憲兵に置くには惜しい人材だ。それに、私個人も君に対して並々ならぬ情があるからね...戻ってきてくれて嬉しいよ」
エルヴィンが安心したように微笑み、私の頭を撫でてきた。
「ちっ、エルヴィン。お前がこいつの第2の育ての親みてぇな立場なのは分かるが、親心以上の感情を持ってると言うなら...」
「リヴァイ、そう怖い顔をするな。私にとってミラは大事な娘だ」
「そうか...お前の右手を切り落とさなくてよくて安心したよ」
「それよりもリヴァイ、お前は休め。そんなボロボロでよく帰って来られたな」
「せっかく副団長を取り返したんだ。早く戻らねぇでまたどっかの兵団にかっさらわれんのはごめんだからな」
「ふ、そうだな...さあ、ミラはリヴァイの手当てをしてやってくれ。」
「当たり前だ。私のせいでリヴァイに怪我させちまったからな。こいつの手当ては私の仕事だ」
そして私はリヴァイと団長室から出てリヴァイを手当てする為にリヴァイの部屋に向かった。
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