第17章 リヴァイ班とお仕事する事になりました
兵法会議の後、エレンはリヴァイ班に配属され、エレンは兵団から離れた拠点である古城跡でリヴァイ班と生活する事になった。
私はエルヴィンの指示により、エレンから目が離せないリヴァイ班の兵士達に変わり、兵団と古城跡を行き来しエレンの報告を任された為、リヴァイ班とエレンのいる拠点に移動している。
エルヴィンからの急な申し出であった為リヴァイには私が行く事を報告していないが急な訪問になるのは仕方ない。
ダンダンダンッ
「おーい、リヴァイー。居るかー?」
「あ、副団長!どうなされたんですか!?」
「ペトラか。リヴァイはどうした?」
「兵長は今エレンに掃除を叩き込んでる最中です」
「掃除ね...相変わらず何処に行っても掃除だなあいつは...リヴァイ班の皆は大変だな、あいつの潔癖に付き合わされて。ペトラは大丈夫か?リヴァイにこき使われたりしてないか?何か困った事があれば私に相談してくれ。リヴァイは愛想悪いし女性があいつに相談なんてしづらいだろうかな。私が副団長だからと気を使って来る奴も多いが、気軽に頼ってくれて構わないからな」
そう言って副団長は私の頭を撫でて来た
...ああ...副団長...強くて頭もよくてこの中性的な美貌...そんな言葉かけられて頭撫でられるなんてもう...女性兵士が副団長のファンクラブ作ってんのが分かったわ...
「おい、ペトラ?」
あ、ヤバい見惚れてボーッとしてた
「あ、兵長にご用ですよね。ご案内します」
「兵長ー!ミラ副団長がお見えです!」
「あ?何でお前が来てんだ?何も聞いてねーぞ」
「エルヴィンからの支持でエレンの見張りで目が離せないお前に変わって私がエレンの報告係になった。暫くはここを拠点に動かせてもらう」
「そうか分かった...ならまずはお前にも掃除をしてもらう」
「私まで掃除させられるのか...仮にも上官だぞ」
「ふっ、何言ってんだ。任務ではお前に従うが、今更権力振りかざすような関係でもねーだろ」
「あー。そんな約束だったな。だからって掃除は...」
「早くとりかかれ」
「はい、兵士長様...」