• テキストサイズ

~貴方とずっと~ 私的【イケメン戦国】

第7章 甲府


「きょうこさん、すまない。何故か車の運転だけは苦手で……」

後部座席でしょんぼりしている佐助君。

「なんか、意外でびっくりしたけど大丈夫だよ」

「まぁ。俺はこちらに来て初めて、命の危険を感じたけどなー」


なんて言いながら楽しそうに笑う信玄様。


「すいません……」

「でも、まさかきょうこが、こんな大きなからくりを操れるとは、思わなかったなー」

助手席からニコリと微笑みかけてくれる、信玄様。
それを横目でチラリと見る……

ふふ……本当に嬉しそう。

「意外ですか?」

「あぁ。きょうこには、いつも驚かされるよ」

「今から行くところも、驚くと思いますよ。ね、佐助君」

「はい!だけどきっと喜んでいただけるはずです!」

「そうかー楽しみだなー……まぁ、だけど行くのは彼処だよな……」

苦笑いの信玄様。


そう車を走らせる傍から、大きな看板が立っているから、どうしても目につくんだよね……







/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp