• テキストサイズ

~貴方とずっと~ 私的【イケメン戦国】

第3章 買物


…………


タクシーで近くのショッピングモールに来た。
平日お昼の時間帯だけど、そんなに混んではいない。

だけど……


信玄様の事を振り返って見る人の数が、半端ないっ!!!


通りすがりに聞こえてくる声は、

“格好いい”や、“芸能人?”だの……

隣にいる佐助君だって、普通の服装なんだけど……
二人から放たれる、戦国時代オーラが現代にはないからか、ほぼすれ違った人、皆が振り向いては、二度見したりこそこそと話している。


……ま、私はいたってフツーなんだけどね。


そして、二人がずっと話しながら歩いているからか、私は二人の後ろを着いて歩いていた。

ま、話すことがたくさんあるんだろうなー、私はまた夜には二人になれるしなー

なんて思っていたら、信玄様が突然振り向いて

「すまないっ!姫!」

私の手をギュッと握ると、側に引き寄せ肩を抱いてきた。



!!!



う、うれしいけど……
周りの目がっ!!!は、恥ずかしいっっっ!!!


うーん、乙女心は複雑だな……でも、とりあえず……


私、絶対に不釣り合いだわ……
とりあえず、信玄様……
そのオーラ消してくれないかなあ……

ま、ムリだよね……自然に滲み出てるんだもんね。


そんな事を考えていたら、本屋に着いた。



/ 152ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp