第9章 ヒメ…ハツジョウサイカイ
「んんっ…さ、とっ…きてぇ」
大野さんの前で、はしたなく足を拡げてお尻を割り開く…。
「かーわい♡」
次の日……。
楽屋には…なんとも言えない甘い空気が漂ってた。
潤くんが…相葉さんにべったりだから。
「……」
潤くん……セックスしたんだ。
相葉さんに、抱かれたんだ…。
こんなに潤くんが変わるなんて。
大野さんも翔ちゃんも肩を竦める。
「相葉さんっ」
潤くんがスタッフに呼ばれた隙をみて…相葉さんに声かける。
「ん?」
大野さんと翔ちゃんはそっと見守ってくれる。
「…ご、めんなさい」
「何が?」
「っ…冷たい態度、とって、ごめんなさいっ」
「…今頃?」
「……」
「潤…押し付けといて!今頃何謝ってんの?!」
楽屋が…凍り付いた。
初めて…相葉さんが…怒ってる。
「…お、しつける、だなんて!してない!」
「しただろ!俺の気持ち知ってたくせに!」
「っ、しらない!相葉さんの気持ちなんか分かんない!!」
「は?最初に抱かれたのは誰だよ!!」
「相葉ちゃん…それはタブーだろ」
俺と相葉さんの言い合いに大野さんが参戦する。
「…外まで聞こえてる」
カチャっとドアの開く音と共に、
今にも泣きそうな潤くんが入ってきた。