第3章 ヒミツ
今度は……大野さんのモノ。
そう思ってそのおもちゃをペロペロ舐める。
「……ん……上手だよ」
「ほ、んと?気持ち?」
「気持ちいい、に、決まってんだろっ」
…そう想像の中で大野さんが言って
無理やりそのおもちゃを口の奥に突っ込まれる。
「…んんっ」
「ほら?もっとっ、味わえよっ?」
……きっと。大野さんはそんな事は言わない。
もう俺のお尻の孔はうずうずして
そのおもちゃを孔にあてがう……
「あっ……じゅ……くんっ……きてっ」
いつも最後の行為は潤くんのモノと思い込む。
それで満足する。
その時………
ピンポーン!!
「……んふっ……な、にっ」
ピンポーン!!!
「………」
いいとこだったのに………
渋々……パンツだけ履いて玄関へ。
「……どちら様?」
「ニノ!!あけてー!!」
「………」
嘘だろ。
インターフォンには
にかっ!と笑う……さっきまでオカズにしてた相葉さんの姿………