第3章 ヒミツ
とにかく散乱してたオモチャとか
付けっ放しのテレビとかを慌てて隠す。
「……はい?」
「ニノちゃん!電話繋がんないからさー、
マネに頼んで教えてもらったの!」
……くそっ!あいつめ!!
「…で?何ですか?」
「うん!とりあえず上げてー!」
はぁー。
この人にはほんと敵わないんだよなー。
渋々ドアを解除する。
「……風呂上がったばかりだった?」
「…ですねー。で?なんなの?」
「そんな冷たい聞き方しないで!」
「…どーせ。翔ちゃんがらみでしょ?」
「正解!!って、あれ?この部屋シンプルだね!」
……そりゃ。シンプルもいい所でしょ。
スル為の部屋なんだもん。
「で?何?」
「あっ!あのね!翔ちゃんがね!」
…ほんと。俺の気持ちも少しは考えろ!って
突っ込みたいけど…仕方ないからビールでも……
「あー!!ニノちゃん!こんなの持ってんの?!」
……はい?
その声に恐る恐る振り向くと…「……」
相葉さんの手には慌てて隠した……
男性器をした……さっきまで…俺の孔に挿れてた…オモチャだった……