【Harry Potter】 Missing Heart
第38章 卒業
ダンブルドアは言外に、今日はホグワーツに留まって行けと言っているようだった。
「・・・のう、。君はここに来てどうだったかのぅ。」
のんびりしたダンブルドアには少しほっとした。
「とても忙しかったです。」
「だろうのぅ。まさに駆け抜けた4年間じゃった。じゃが、君はここでかけがえのないものを手に入れたのではないのかのぅ。もちろん魔法使いとして生きて行くためのスキルや
知識もそうじゃ。だがこの学校は・・・何もそれだけを生徒たちに与えているのではない。
ここは一生に渡る”絆”も与えてくれる。そう、君のご両親が出逢ったのもここじゃ。」