【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」
「っぅ……!?」
「なんや。自分で乳首いじったことあらへんの?」
「ぃ、痛……」
直哉の指が局所を摘まむ。敏感になり過ぎたソコは痛みにも似た刺激が走り、は解放された手で退けようと足掻いた。
「処女面倒くさ。こんな硬くなっとるのに」
出っ張ったところを指の腹でスリスリと擦るように何度も摩擦する。は敏感で痛すぎる刺激にジワジワと涙を滲ます。
「さ、触んないで……くだ」
「命令すんなや」
「ひぅ゛ッ」
直哉はソコを思いっ切り引っ張り上げた。は堪えた悲鳴を上げ、痛みと驚きで腰を跳ね上げる。
「ぃ、イタ…ぃ」
「慣れろ。快楽っちゅうもんはそーいうことや」
グイッ グイッ
「ひぐぅッ」
根元の乳首から乱暴に引っ張られ、は直哉の馬乗りになる下で腰をビクつかせる。
(ち、ちぎれちゃう……っ)
はいやらしいことを考えると乳首が固くなる現象を何度か経験したことがあった。そんな日はすごく胸を洗うのが憂鬱になって、とにかく鎮めようと必死になる。
今は痛くて怖いのに体が反応していることを呪った。
見下されて、襲われて、穢されているというのに体の奥から熱く噴き出すようなものを感じ取っていた。
(こんな事、望んでないのに……っ)
最悪だ。
できるなら優しい王子様のような人に深く抱き締められたかった。目が合うと微笑んでくれて、決められない自分を引っ張ってくれて、頭撫でてくれたり、可愛がってくれたり、二人きりになると甘えに来てくれたり、そうやってゆっくり時間を掛けて心を許した人と育みたかった。
なのにこの男は土足で踏み荒らす。
「ちゃん最高。ご褒美やるな」
の悔し涙で目を細めて嗤う直哉。この男は歪んでいる。薄紅色の蕾を穢すようにレロリと舌を伸ばした。