【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」
直哉は出っ張りに満遍なく舌が乗るように舐め上げる。その後、穿るようにチロチロと舌を小刻みに揺らす。
「っ……!?」
蕾がヒンヤリと濡れ、温かい生き物がウネウネと動く。
「どや?」
は問われて焦った。敏感で痛いはずなのに恐ろしいほど腰から背中にかけてゾクゾクと迸る。
「抵抗力、抜けとるなぁ……?」
「っ」
「指摘される時点でアウトやねん。それに、」
それ以上、直哉の声を聞きたくなかった。何より自分の体から誰よりも分かっていたからだ。耳を塞ぎたい気持ちが焦り、より意識がソコに集中してしまう。
「舐められて悦ぶなんて"へんたい"」
「───」
「せやろ?」
直哉はの絶望した顔をご満悦に眺め、再び根元から乳房を咥えてしゃぶる。
ちゅぷ ぢゅぷ れろ
唇や舌、口で挟められたり吸われたり、痛みとは程遠い快楽を与えてくるような甘い刺激。ベロベロと舌を動かしながらもう一方の手は仕切りに揉みしだいていた。
「ちゃん蕩けそうやろ?顔にでっかく書いとる」
「………」
「舌でされるん好き?3秒以内に答えんかったらまた引っ張る」
「っ…」
「さん、にー、いーち」
「…、…」
「あ?」
「……そ……そっちの…、方が……」
「そっちってどっちやねん。引っ張る?」
「い、痛ッ」
「聞こえへんの、なあ」
グリッと捻じり上げるように蕾が伸びる。口の熱で温められた乳首は別の感度へと成長し、はビクビクと体を震わせる。
「なんや自分。跳ねるほど感じてん?」
「ち、違……ッ」
温められた体は痛みを快楽へと変換させた。どういう魔法を使ったのか未だ理解が追い付かない。しかし、どういう訳か痛みが残っていたとしても、舐められた時と同様に感じるようになっていた。
「ち、違くて…っ。……舐める方が、ッ」
否定する方向の過ちに気付いた瞬間には、直哉の表情は愉悦に染まっていた。