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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第43章 呪術廻戦✿禪院直哉「性悪男」



「今日はもう、何もせえへんよ」

そう言いながら直哉は足は絡ませて、胸元の手はせわしなく揉みしだいてくる。

「いや、でも……おっぱい触ってるじゃないですか」

「これは本能や」

「おっぱいを、触るのがですか……?」

「せや」

は思わずキョトンとする。理解できない直哉の本能を知り、どうやって情報処理していいのか悩む。

「……ええかちゃん」

「なんですか」

「おっぱいは、男のロマンや」

「………………はい?」

直哉も疲れているのか気だるげな声で喋っており、しかし膨らみを揉む手は止まらない。

「おっぱいが嫌いな男はおらん。見てよし、撫でてよし、揉んでよし、舐めてよし、吸ってよし、挟んでよし。俺の場合、ぺったんこの胸には魅力は感じへんがちゃんの胸を目にした瞬間、一目惚れしたんや」

「………はあ」

「あとは若さと顔。若い乳は大きいだけでなく張りがある、だからええねん」

「………はあ」

「ホンマ、この魅力は……女には伝わらへんな」

「まあ、納得は出来ませんけど理解する努力はしますよ」

そう答えると直哉はまた深いため息を吐く。残念がられても仕方がない。直哉が"おっぱい好き"という事実は確信へと変わっただけで、のおっぱいはたまたま直哉の一目惚れするほどストライクゾーンだったということ。

(………ん?)

性的なことしか口にしてないがもう一度単語を振り返る。

(乳、顔、若さで決まる。ってことは……)

自身に置き換えて考え直し、遠回しに告白されているのではと答えが導かれる。

(いやいや、だとしてもひねくれ過ぎていて……)

果たしてこの男が真正面から告白してくるだろうか。そう思ったらこの性悪男の挑戦状を受け取るべきかと、は緩んだ頬を嚙み殺したのであった。



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