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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第42章 呪術廻戦✿五条悟+夏油傑~3LDKふたりの居候~



「すまない。話が逸れたね。おそらく君の姿を通した見解から質量や重量、呪力量の収縮術式。の体を小さくすることができても呪力量である程度対抗できる可能性も視野に入れよう。通りで姿かたち見えなくなるワケだ」

「そーいうこと。もしかしたら生きてる分だけ非術師を助けられるかも」

「私に任せてくれ。凄惨な現場は作りたくないからね。……食うなよ」

蜂の巣のような呪霊を出すと無数の蜂達を操って、繭からガスが漏れている所に向かわせる。微々たる呪力は非術師の命でもあり、視認が難しいほどの小さな生命を拾い上げた。

「よし。呪力を持った34名分は確保した。残りは奴だけになるが……」

ブワァッ

「うわー…やるね」

生命を回収したかと思いきや、隠し持っていた呪霊を膨張化させて攻撃を仕掛けてきた。奴は収縮術式だけではなく、拡張術式とは異なる巨大化する膨張術式も可能だった。

そして彼は生前の頃、呪霊を祓うことはせず収縮化させて持っていたことも同時に判明する。

「此方は私が引き受けた。二級以下だが数には分がある」

「任せた。なら私は教室で存分にシメてくるね」

小さな手で傑の肩をポンッと叩くとは地面に向かって落下する。呪霊とリンクは断ち切っていないため己の心臓を真正面から拳でぶち抜く。

ドクン…

『──ッ゛ギ』

呪霊の術式が切れるとや被害者、呪霊のサイズは元通りになった。地面に着地すると呪霊へと転じた宇汰を窓ガラスを割って教室内に引きずり込んだ。

「領域展開 奈落楼蘭」

の生得領域の具現化は"囲う場所"がなければ道連れにする危険性があった。精通、鍛錬していても自我で抑え込むのは容易くなく、瀕死の呪霊に対して"死"という極限状態で絶え間ない苦痛を与え続ける。

「一匹たりとも触れさせないよ」

ズバッ、ズガガガガッ

その一方で傑は量と質で放たれた呪霊を圧倒。

甚爾から得た格納呪霊から呪具を取り出し、被害者達を誰一人として怪我を負わせることなく自らも狩りに躍り出た。
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