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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第42章 呪術廻戦✿五条悟+夏油傑~3LDKふたりの居候~



「。記念撮影して?」

「はいピース!」

パシャ!

傑とのメールのやり取りで画像を送信。

星漿体を狙う組織が二つ。その一つが呪詛師集団「Q」。マンションを襲撃したQ戦闘員・コークンという男が何もかもぶっちゃけ、構成員はそこそこ居たようだが最高戦力のバイエル(ナイフ投げてきた奴)離脱により組織解体。

そしてもう一つが、天元様を崇拝する宗教団体・盤星教「時の器の会」であることが傑の口から伝えられた。

そもそも天元様とは、とは異なる不死の術式・結界術の使い手であり不老ではない。その力は呪術界の拠点となる結界や多くの補助監督の帳を含む結界術、それら全てが天元様の力によって強度が底上げされている神々しい存在。

天元様の正体は誰も知らない。膨大な力を持つが故、一定以上の老化を終えると術式が肉体を創り変えようとする。その期限が500年。その500年を繰り返して、天元様は万象をコントロールしていると聞く。同化が失敗すれば天元様が人類の敵となる可能性(暴走)も出てきて、そのために天元様と適合する選ばれた人間(星漿体)と同化し、肉体の情報を書き換え必要がある。

500年に一度リセットすれば呪術界も平穏という訳だ。

「──…それでQ組織は天元様の暴走を目論んで襲撃。逆に盤星教は不純物である星漿体(この子)が混ざるのが許せないと。自分達信者が選ばれないと知って厚かましいな」

「盤星教は非術師の集団だ。特段気にする必要はないが、警戒すべきQはこれにて解体された」

「私は宗教団体の方が脅威だと思う」

「何故?」

「だって弱い奴ほど神様仏様■■様大好きじゃん。前に興味本位で冥ちゃんと話してたんだけど、あそこにはお金持ちが沢山いる。現実的に考えたらね」

仏教やキリスト教など宗教団体は各地に点在しており、お金が大好きな冥は盤星教の資金の流れについて詳しく教えてくれた。冥のお金へのこだわりはとにかく金銭を貯金すること。それからお金に興味があるのかと投資の話をずいずい持ち掛けられ、仮想通貨やら株取引やら訳が分からなかったので丁重にお断りしたのだ。
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