• テキストサイズ

【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第38章 呪術廻戦✿七海健人「夜の蝶」


後輩は懲役または罰金の罰則。
は会社に居たくなくなり退社。
街を歩いていたところ中学時代の友達の弟に声を掛けられ、銀座クラブを紹介されたとのことだった。

「私の体形はグラマー過ぎるって少し痩せるようにママからきつく言われちゃって。ノルマこなすよりあれが一番つらかった」

「私は昔の体形の方が好きでしたが…何故です?」

「銀座は格式が高くて、あんまり強調的過ぎるとお客様に宜しくないんだって。他のクラブも考えたけど知り合い居た方が心強かったし、人間関係も待遇も良かったし。学生以来、本気でダイエットした」

学生の頃は5kgほど多かったという。
ダイエットに成功したのが抱いた時の完璧魅惑ボディー。
それからさらに落としたのが今の体形らしい。

「七海くんが今のほうが好きって言ったらどうしようかと思っちゃった。今からもう言うけど体重戻ってもいい?」

「それは全然。太り過ぎは健康上はあまり宜しくないので、そこそこでお願いします」

「やったー」

そういう事ははお水の世界から離れてくれるらしい。
他人と話すのは許容範囲内。
しかし華美な衣装はまた別。

「それでさん。他の男とは…?」

「セクハラされたり、接待の時に仕方なくキスを許したことはあっても最後まで許したのは七海くんと玩具だけだよ。やっぱり寂しくって今でもたまにすることあるけど、……七海くんは?」

「私も同じです。五年以上経ってもさんのことが忘れられなくて、何度果てたことか」

「ふふっ。七海くんのえっちー」

「さんも大概でしょう。私のことを思い出しならが触っていたんですか?」

「うーん…。もう忘れちゃったから…今から教えて?」

「貴女はやっぱり人を焚きつけるのがお上手だ」

七海は腕時計を外し、サングラスも外してテーブルの上に置いた。
見つめるに向かって優しく微笑む。

「愛しています。さん。ずっと傍にいてください」

を生涯、愛し抜こうと覚悟は決まった。
これまでの持て余した愛情を注ぎ込むように、熱いキスを何度も塗り重ねた。
/ 1227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp