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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第38章 呪術廻戦✿七海健人「夜の蝶」


七海は感じ取っていた。
乳嘴が硬くなっていたことを。
乳房も若干膨らんでいたことを。
血流が増して、が興奮しているのだと解釈した。

七海は背中から腰まわり、お尻、太腿を強弱をつけて大きく撫でていく。
優しく、時には情熱的に。
下りていく腕が伸びて目的地に到達するまで。

「っぁ……ンう」

ショーツの上から淫芽を押した。
湿った裂け目をたどり終えるとまた持ち上げていく。
それを二・三回繰り返す。
一枚の布越しからでもたっぷりと感じ取れる。
はしたない甘い蜜が溢れていることに。
指先全体でまさぐれば尚更だ。

「オイルが無くてもいけそうだ…。どうします。オイルを足しますか?」

「……ぃ…らない」

「分かりました。では少し待っていてください。準備をしていない」

七海は一度ベッドを離れた。
自分で購入したものが最も安全だが今回は例外。
性行為目的で酒を嗜んだんじゃない。
あの場では一切そういう感情を持ち込んじゃいなかった。

七海はさり気なくテーブルに目を向けた。

低価格の男で終わりたくなかった。
選んだのはそこそこのランク。
もちろん最も優先させたのは現在地。
もたもたするのが一番格好が付かない。

繁華街で知ってるホテルは何か所かあった。
シティホテルだとフロントを通す必要がある。
自分でわざわざ購入するのも億劫だ。
ラブホテルになら常備されているルーデサック。
不要だと思ったが念のためにオイルも手にとった。

「お待たせしました。なぜ、照明を落としてるんですか」

「恥ずかしくて……」

振り向いたと同時に照明が薄暗くなった。
今更恥ずかしいだなんてよくもまあそんな口を。

「残念です。貴女をじっくり見ることができなくて」

ベッドに戻るとキスからはじめた。
わざとらしく音を立てて。
上半身を起こした体をゆっくり倒していく。

なぞった続きをたどるようにショーツを膝あたりまでずり下げた。
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