第37章 呪術廻戦✿夏油傑「呪われた谷間」

焼けるように痛かったのにジンジンした鈍い痛みに変わってきた。
傑は軽く腰に手を添え、浅く腰を突きはじめた。

「ぅ…あ……っは、ん…あぁ」

ギチギチのきつい膣壁を熱い棒で擦られる。
膣のナカが押し上げられる。
傑のペニスが熱くて擦れて気持ちがいい。
全身が性感帯になったように震えあがった。

大好きな人の肉棒が大きくなって自分のナカを犯している。
はこの上なく気持ちが昂った。

「…んっぁ、もっと。はげ…しいの……っも、っと…ぉ」

「ああ。私も……そう思っていたところだ」

「んっあ゛ぁッッ！！」

お尻を持ち上げられて深く貫かれた。
顔の横に膝がきて、屈曲位になった。
挿入部が目と鼻の先だ。
上から突きさすように血管の浮き出た太い肉棒が行き来している。


ズプッ！　ぶちゅ！　ビチャ！　ヌ゛ヂッ！　グぷッ！


何度も深い点を突いてくる。
視覚的にも興奮させられ、激しくまくし立てられた雫が何度も跳ねていた。

「ぁ゛っ…す、っご…！アァ！はっ…げしっ、あッんぅうっ！！」

初めての感覚だった。
こんなに気持ちよくて頭がおかしくなりそうな程に。

「っはぁっ！！スゴっ！！きもちっ…いいよぉ…！っあ、なんかっ…でちゃっ、ああ……ぁ」

ピストンのたびに激しく膀胱が刺激された。
じわりとあそこが熱くなり、漏らしそうになる。

「あひっ、でちゃ──」

傑は腰の速さを緩めなかった。
このままでは出てしまう。
咄嗟に唇を締め…もう出る、と糸を手放した。

「んぅ、ひんっぅうう…！！！」

全身がゾクゾク走った。
硬直した体からいっきに噴き出すように飛沫がとんだ。
体のなかに噴水でもあるような潮が噴く。
舌でイカされた時と同じだ。

「ん゛っぅう～～～…」

顔のうえに無味無臭の液体がかかり、ペニスが抜けてもう一回ぷしゃあっ…と噴いてしまう。

全身に力が入らないほど心地がいい。
手足が動かなくて、そんな体を労わるように傑が撫でてくれる。

満足したはずなのにまだ足りない。

「は可愛いね。可愛すぎて困ってしまう」

「傑さ… …んぅう」

全身の肌を撫でられながら唇を塞がれた。

温かな手のひらはおっぱいを包み込んでくる。
膨らみのいただきを摘まんで引っ掛けて、円をなぞり…緩急をつけて快楽を与えていた。