【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第36章 呪術廻戦✿五条悟「飴玉みたいな瞳」
低級呪霊との一体化、そのほか複数の呪いの魂。一体のなかで何が起こっているのか、何らかの作用で呪力が漏れ出していない限り非術師と見分けがつかないくらい普通だ。
呪いの器…。
「だとしたらこの子の呪力は特級相当。普通なら僕が気付かないハズがないのに、その存在にずっと気付けなかった…」
「調査隊の報告を待つことね。ただひとつ言えることは──」
「ああ。僕もそう思ってた」
の周囲の環境には呪霊を生み出す、負の感情のちょっとしたエネルギーが感じられなかった。
まるで99.9%除菌する洗浄剤があったかのように。
「上の報告はどうするつもり?」
「処刑はさせない。この子はトンデモナイ器だ。それと同じくらい危険でも、こんなに可愛い教え子を失うなんてことは考えたくない。病室のベッドまで運んじゃうね」
「腹の穴は完全に塞がっていない。私が治療するより自然治癒を高めてやった。乱暴にするなよ」
「どうも。さんきゅー」
五条はお姫様抱っこしての体をベッドに横たわらせた。
その日は報告やら色々あったから長居はしなかった。
次の日、お見舞いに顔を出したら食べるってことは必要らしいから点滴と、身体的負担を減らすために尿道カテーテルをつけていた。
規則正しい寝息を立てており、お腹の治癒具合を確認するために病衣を捲った。
「もしかしたら君は、呪術師と非術師が共存できる平和な世界を実現できるかもしれない」
呪力の力を持つ呪術師。
それ以外を非術師と評し、それぞれの矛盾を抱えて生きている。
の稀な体質ならばアイツが忌み嫌う、世界を変えられるかもしれない。
五条はの下腹部に手を置き、子宮のあたりを探った。
「いけないコト考えちゃうよ…。でもすっごく面白そうだ」
考え出したら止まらなかった。
後先考えないでの履いている病衣をさげた。
尿道に挿入された管。
大腿に管がズレないようにするテープが張ってあった。
見た目は完全に病人なのに、五条はのアソコがもっと見えるように膝を立たせた。
「へぇ…。こんな風に入ってるんだ」
男の尿道は分かりやすいが、女の尿道をじっくり観察したことがなかった五条はナマで見る、の陰唇を開いた扉に目を輝かせた。