【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第36章 呪術廻戦✿五条悟「飴玉みたいな瞳」
際どい場所ばかり辿る、いやらしい手つき。
「んぅ……んンっ!」
止めて、と言いたかったが口を開いてしまっては五条の思うツボ。服の上から片方の胸を大胆に揺さぶってくる。の好みの揉み方を知り尽くしているように、発育途中の膨らみを撫で回した。
「ンぅ!んんぅ…っ」
もう片方は太腿外側から撫でてきた。制服スカートの中に手を忍び込ませ、捲り上げるようにだんだんと上にのぼって来る。黒タイツ越しなのに感じてしまうは五条にぎゅっとしがみ付いた。
「今はまだ、直接肌には触れないよ。それじゃあご褒美になっちゃうからね」
耳輪にあてられた低いイイ声。
囁かれたの体はたちまちビクッと跳ね上がる。
そして後悔した。
ルール追加事項に、過剰なお触りは禁止にしておけばと。
「んっ…は、…っはーッ」
「ふふ。もう限界かな?」
の背中がよじれ、自分の足で支えるのが困難なほど腰が砕けていた。五条はを支えるように抱き寄せ、膝の上に持ち抱えてからゆっくり椅子に座った。
五条は少し体を離しての顔をのぞいた。するとそこに映ったのは熱でもあげたように頬を真っ赤にさせて、ねっとりと艶めいた唇が必死に酸素を求めていた。
「その顔は反則でしょ。いま楽にしてあげる」
五条はの呼吸に合わせて、息苦しくない優しいキスを送った。息継ぎの邪魔をしないように柔らかな唇を啄んで、甘く噛み、口の中に舌をのばした。
涙でぼんやりとした視界の中で優しい温もりを感じたは、とろんと瞼を落とす。
「ふぁ……は、…んぅ」
ヌメリをだした舌同士がお見合いする。甘くて優しい味。しゅわしゅわ溶ける飴玉の存在など忘れ、五条が犯してくる疑似セックスに夢中になる。
呼吸がだんだん落ち着いてくるとからも積極的に舌を動かした。それに気付いた五条は舌に吸い付いて、カランッ──と口の中で飴玉の音を鳴らした。
「──ッ……ぁ」
ハッとしたは瞼を大きく広げ、にやりと見せる白い歯の間にはの口の中にあったしゅわしゅわの飴玉。
「僕の勝ちだ。望むのはただひとつ…──」
キミとSEXしたい。
淫猥な言葉なのに下腹部がズクンと疼いた。