【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第34章 ハイキュー✿松川一静「ワンナイトラブ」
下から突きあげて、俺が腰振る番。
「っぁん!…ぁああっ、あ……っ!!」
掴んだ腰の具合がいい。
なんたって、自分の思い通りじゃないから甲高い声が上がってる。
「やっ…んぃっ!は、はぁッ、は…あぁあ…ッ!」
身体の内なるところがビクンビクンしてる。
そうやって動くたびに俺の肉棒を身に染みて感じてるんだって自信が湧く。
パンッ!ブチュッ!パンッ!グチュンッ!パヌ゛ッ!
穴のどこを…。
どこを突きまくれば気持ちいいのか、場所なんてまだ分かっちゃいないけど。
「かわいいよ、アンタ」
下の名前を漢字まで教えて、の名前も聞いたけど「あなた」としか呼んでくんない。
だから俺も呼んでやんない。
「ぃ…あっ!んあぁぁ…ふ、あぁ……っい゛、アッ…ハァ…ッ!!」
余裕のない顔をみれて嬉しい。
俺の上乗ってんのにすっげえ喘ぎ声。
俺はこれが見たかった。
下から突くよりも組み敷いてやろうと思って逆転する。
ベッドに背中を付けさせようとしたが、肘をついて何としても倒れないつもりだ。
「いいね、アンタ…。スゲーそそられる」
「っぐぅッ…は、はァっ……!!」
強気な女は嫌いじゃない。
か弱くてすぐ服従する女より、ちょっと衝突するくらいの気の強い方が断然燃える。
「あ゛、あぃ…、い゛…いっ…ぐウぅッ!!」
イキそうになるのを必死に我慢してる。
見たかった歪んだ顔。
目がトロンとしてあっちの世界にイっちまいそうな顔。
「イッ、ぐぅ゛う゛ぅうぅう~~~………ッ…!!!」
「はー……イッたな。俺の勝ち」
ぐぐっと弓のように背筋を逸らして何度も痙攣した。
激しい連打に耐えきれなくなって、肘も立てていられないほどにイカせることができた。
腹の底から出たみたいな声をうめかせて、俺は上からの顔を拝んでやった。