第34章 ハイキュー✿松川一静「ワンナイトラブ」

唇を離したらは、肉棒に濡れた部分を直接こすりつけてきた。

脳裏にアレが浮かんでギョッとする。

「……アレ。付けなくて良いんスか？」

「安心して？ピルは飲んでるから……。それとも、不衛生だからちゃんとしたい？」

「…いや…。生でできんならそっちの方が」

「じゃあ……一つになっちゃおうか。私の足らないところ、満たしてほしいの」

「ッ！！──」

握られた太い肉棒。
十分に濡れたワレメ。

先端がワレメに食い込み、食われる。

「……ふぅ～ッ…っ」

口の中よりも締め付けてくる。
熱くて、溶ける。
ぬるぬるしてて生き物に食われてるみたいで。

（一回出したのにやばいやばい。危ねええ～～ッ…）

挿入しただけでイクとか情けなさすぎる。

なんとかそこは持ち耐えて、どんどん異物を飲み込んでいく肉筒のマンホール。

「んふ……。おっきくて、まだ全部入んないや。童貞卒業おめでとう…だね」

「あ……そうっスね。感謝っす。…まんこ、キツイ…」

「私もキツクて、あっつくて、気持ちいわよ…。貴方は？」

「俺も…。気持ちいいっス」

「んふ…。もう動いてもいいわよね？我慢できなくなっちゃった」

「え……──っぐッッ」

俺の身体を跨いで腰を振るってきた。

余裕のある色っぽい顔。
身体を揺らすたびに髪が揺れてる。
大きな形のよい胸も上下に動いている。

いやいやいや、そんな見てる余裕ないから！！

「はぁッ…っく」

気を抜いたら飛び出る。
発射する。

もっと顔見たかったのに。
容赦なく腰振ってきやがって。
やっぱこいつ、俺からマウント獲りたいだけなんじゃん。