【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第34章 ハイキュー✿松川一静「ワンナイトラブ」
ソファーに座るかどうか聞かれたけど、高いところから頭上を見下ろしたくて膝立ちになってもらう。
屈服させているみたいで気分がいい角度。
首まであるニットだから胸チラはない。
すべすべな色つやの肩を部分出ししているだけでも十分に堪能できる。
「んふ…綺麗なVの字。私、ここのセクシー筋好きなの」
「…長くセックスできるからですか?」
「そうね…。見た目も素敵だし、持久力もピストンも激しいのが好きだから。若いからこっちも元気がいいわね」
隠すものがなくなった雄の象徴を握ってきた。
ちらっと見えた濡れた舌。
濃いめの唇が妙にいやらしくて、どんな感触がするのかなって触ってみたい気もする。
じれったい揺らし方をしてきて、想像を掻き立てる。
「ねえ…。貴方、好きな子はいるの…?」
「え?……」
「この子を思って、可愛がってる子……だあれ?」
肉棒に熱い息をかけてくる。
好きな子っていわれても唐突に思いつかない。
けれど自慰で可愛がってる子なら何人かいる。
「それ、言わなきゃダメっすか…?」
「恥ずかしがり屋さんなのね…。こんなにいいモノ持ってるのに宝の持ち腐れね」
「いいモノって…。そう言ってもらえて嬉しいっス。こんな綺麗なお姉さんに奉仕してもらえるとか…思ってなかったんで」
「ふふ、言ってくれるじゃない。気に入ったわ…。もう食べちゃおっかな」
いただきます、と…開いた口から舌が出てきた。
唇の感触を知るよりも先に舐められる。
熱く濡れた舌が、れろっと亀頭の境目を舐めてきた。
「っ、……」
これが世の中でいうフェラチオ。
自分だけでは成し得ない快感。
丁寧に舐められている。
生温かくて気持ちいい。
初めての刺激に一気に脱帽してしまわないように、腹筋に力を入れた。