【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第7章 名探偵コナン✿怪盗キッド「化粧室」
「ん……ふぅ…っ…ぁ…」
ジャケットを羽織ったまま、ブラをずらして露わになる膨らみ。手袋を外したキッドの手はとても綺麗で、細長いのに雄雄しくて、存在感を増すように揉みつけてくる。
捻じ込んでいた舌を抜き出すと、唇を離さないまま歯列を舌でなぞってくる。
「はぁ……ん」
「想像以上にエロイですね……。止まらなくなりそうだ」
「良いの…?こんなことしてて……」
「ん~…。私の心配より、あなたはどう思われてるでしょうね?」
「…ぁ」
あれから10分以上は経過している。熱情が冷めたようには中森警部の顔を思い出し、胸を揉んでいたキッドの手首を掴む。
「戻らないと怪しまれるかも」
「そうですね。それなら──『、聞こえるか?今どこにいる?』
噂をすれば中森警部から無線が入り、キッドは唇に指を添えてシーっとすると、の声を真似て無線に応答した。
「すみません…中森警部……。今、化粧室にいるんですけど…ちょっと緊急事態が。女の子の日が来てしまって…」
(えっ!!?)
『女の子……あー、それでイライラしてたのか。大丈夫か?ものとかちゃんと持ってきてるか?』
「係員の人がちょうどいたので用意してくれると。……スカートも汚れてしまって、1時間ほど外しても大丈夫ですか?」
『そりゃ仕方ねーよな。分かった、それまでに何とかしてこいよ』
プツッと無線機が切れて、キッドはにんまりと笑ってピースサインを作る。
「ってなわけで、1時間はお楽しみタイムだな」
「ちょっ、何てことしてくれてんの…?!!」
中森警部には年頃の娘さんがおり、ちゃんと要領を分かっている。個人情報を知るなんてことはキッドの情報網なら容易いことだろう。
無線機を置くと徐々にスカートの裾を捲し上げられていく。
「ま…まさか……。本気でここでする気…?!!」
「あなたと両想いになって、息子が目覚めないわけありません」
そう言われてキッドの下帯に視線を落とすと、真っ白なスラックスが不自然に持ち上がっていることに気付かされる。
「ちゃんと気持ち良くさせますから……ね?」
キッドはショーツの部分に指先を添えた。