【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第30章 ハイキュー✿宮侑✖宮治「狐に化かされた」
手の握り方を教わった後、すこ…すこっ…とリズムの緩急をつけながら侑の男性器を扱き続ける。
(…男のヒトのって…、近くで見るとこんなんなんだ……)
薄暗さにも目が慣れてきた。
治が声を出したときにうっかり目を離してしまったが、手を出されることはなかった。
返事や会話をするときに気を付けて、言う通りにしていればひどいことはされない…。そう思って、みるみる硬くなっていく侑の肉の槍をセンズリ続ける。
(さっきより血管浮いてきた……。硬いし、熱いし…)
手のひらごしに侑の熱さを感じる。
視線をあげると少し呼吸があがっているように見えて、フッ…と怖さを感じない笑みを薄っすら返される。
治「なんやツム。気持ち良さそうやな……。なんかズルいわ」
侑「しゃアないな…。さん、サムのも一緒に扱いてやって。両手あるんならやれるやろ…?」
「う、ん……。治くん…、ちょっと…ごめんね…?」
治「……ん」
一度手を離してから、治の制服の社会の窓を開ける。
治の肉の槍を取り出してみると何処も触っていないのに同じくらい硬さを持っていて、反り返っている男性器があった。
治「……なんか、言いたげな顔やな…。さん、言うてみ?」
「え…、ぁ……その…」
治「…うん…」
「……触ってないのに、なんで…かなって……」
治「双子だからシンクロしてたんや」
「え?…」
治「マジな顔すんなや、嘘やウソ。本当はツムが扱かれてんの見て、妄想掻き立ててただけ。さんの手…、柔らかくて気持ちええな」
「……あ…りがと……」
治「素直にありがと~言えるようなって成長したな。こっちも嬉しいわ」
そういって治はの頭をぽんぽん優しく撫でてきた。
双子だけど弟の治のほうが優しい扱いをしてくれて、なんだか胸がほんのり温かくなって…キュンとしてしまう。
侑「…」
治のターンだと黙ってみていた侑は目の色を変える。
その変化に気付かないわけがない治は横目を向ける。
均等に気持ち良くなってもらおうとは懸命に両腕を動かしており、双子の気持ちの変化には鈍いままだった。