【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第28章 ハイキュー✿金田一勇太郎「リライト」
俺のことを考えてくれて、はあのときの告白を断った。
愛しさが込み上げて、抱き締めた腕を離したくないと思ってしまう。
「……き…金田一く、…苦しい…」
「ん、ああッ…悪ィ…っ」
「う…うん…」
力加減が分かってなかった。
なんかこのまま持って帰りたい勢いで抱き締めてしまっていた。
「ごめん。…痛かったか…?」
「ううん、大丈夫…」
「な…なら良かった…」
腕ごと離してしまって、触れ合うタイミングを失ってしまった。ちょっと腕の力を緩めれば良かったのにって後悔する。
「……あのさ、金田一くん」
「な…なに…?」
「ここ…休憩じゃなくって、宿泊で…取っちゃったんだよね…」
「ッッッ」
が上目遣いを寄こしてきた。
なんという破壊力。
ってゆうか、ってこんなにエロい子だったの?!
もう少し控えめで、大人しい方だと思ってたんだけど…。
むしろどっちでも良いんですけどッ!!
「ふ、風呂…!俺、風呂入ってくる…っ」
「う…うん…」
バスルームに移動して一旦落ち着く。
股間みたらすげーことになってるし。
あのままあの空間に居続けていたら、押し倒してひん剥いて…ひどいことしてた。
水を被って頭を冷やしたいけど風邪引いちまうかもしれない。
匂いとか大丈夫かな…。
爪とか長くないかな…。
裸みられてビビられねぇかな…。
どこまで許してくれんだろう…。
ほかの誰かとやったことあんのかな…。
下手くそだって思われたらどうしよう…。
色んな不安が押し寄せて、頭から全部洗ってバスローブを羽織る。
「…あ、えっと。どうぞ…」
「う…うん。ありがと…」
ぎこちない会話。
がバスルームに行くと、シャワーの流れる音が聞こえてきた。
(こ…この音は、なんか分かんないけどやばいッ…!!!)
連想しちまう。
の入浴シーンを…。