【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第1章 名探偵コナン✿降谷零「カフェイン」
ヌリヌリ…
(なんか違ってる!なんか間違ってる……!!)
は下着が見えないように胸元だけ開いて降谷にクリームを塗り込まれる。薬指と中指で小さな円を描くように撫でられ、肌を見られる恥ずかしさで顔を逸らし、気付かれないように必死に平静を装う。
「も……もう良いんじゃないかな?」
「まだもう少し塗り込まないと…本当にここしか火傷してないんですか?」
「汚した場所はここだけだから……他は無傷…」
チラッと盗み見るように目線を向けると、心の底まで透かしてしまいそうな日本人特有の茶色ではない目の色素。真っ直ぐな視線に当てられ、再び視線を伏せる。
「………面白くないですね」
「え」
降谷は傷薬のキャップを閉めるとテーブルに置き、覆い被さるように身体を寄せてくる。
「え、ちょっ…なに?!」
耳を疑うような言葉に困惑しつつ、完全にソファーに押し倒されてしまう。降谷は自分のワイシャツのボタンを上から一つ一つ外していき、褐色の精悍な筋肉が姿を現す。
「え?え?…ぅええっ!?」
「……貴女は随分鈍いですね。それとも性質が悪いんですか?」
(いってる意味分かんない!!なにこの展開!!!)
状況について行けないは一人引きつった表情で、取り返しがつかなくなる前になるべく穏やかな声をあげた。
「降谷君……とりあえず落ち着こ?」
「至って僕は落ち着いてますよ…落ち着きがないのは貴女の方だ。………ここには僕と貴女しかいない。その意味…分かりますよね?」