【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第27章 ハイキュー✿国見英「ねごと」
先端は弾力のある舌触り。
もう片方の膨らみを揉んでやりたいところだけど、腕を離すわけにはいかない。
舌先は乳輪のまわりをなぞり、なぶるように舌を動かして、吸い上げる。
「っっ…」
Tシャツの裾を噛んでいるからくぐもった善がり声。
八の字に顔をしかめて悶えている。
その姿がとても愛らしくて、こっちを向いて欲しくて唇を離す。
行為を止めるとがこっちを向いた。
「目ぇ離すなよ、」
俺と目があっては目を逸らそうとした。
阻止すると、わなわなと視線を戻す瞳孔。
「見てろよ…?ちゃんと」
「……っ」
俺はそういっての乳首を舐めあげる。
抑えていた腕はビクビクっと震えて、感じてくれてるんだなって実感する。
「目ぇ離すなって言ってんじゃん。幼馴染の俺になにされてんのか、頭んなかでちゃんと考えろよ」
俺を男として見てほしかった。
家族みたいな、無害な存在じゃないって思い知らせてやりたかった。
吸い上げた乳首を唇で甘噛みをする。
の身体は刺激を与えるたびに反応してくれるから嬉しい。
膨らみを揉みあげて胸にキスを落とす。
「分かったか…?俺たちはもうただの幼馴染じゃないんだ」
どれだけ想いを募らせても叶わない。
もう幼馴染の関係なんて捨ててしまってもいい。
嫌われたっていいから、を手にしたかった。
「だから…、これが終わったら二度と俺の前に顔出すな」
仲直りなんて安い真似はできない。
もう想うことも幼馴染でいることも限界だ。
勝手に部屋にもう入ってくんな。
俺のベッドを占領すんな。
居心地良さそうに一緒の空間で過ごすな。
「……」
──…好きだよ。
ひどいことしてごめんな。