【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第27章 ハイキュー✿国見英「ねごと」
無数に散りばめられた赤い痕。
右にも左にもキスマークがあっていい気味だ。
「明日の学校…、行けないな。男の部屋に勝手にあがって、挙句襲われてんだもん」
バカだよ、ホント。
無神経だよホント。
幼馴染が男と女って時点で、過ちが起こる可能性は十分ある。
男女の友情が成立するのかっていうのがあるみたいに、好意がなきゃ仲良くしようとは思わない。
「次はこっちな」
「っえ…」
「俺って欲張りだから」
ネクタイで縛られている細腕を頭の上で抑えつけ、合図もなしに白Tシャツを捲りあげる。
「おまえさ…、Tシャツ透けてんだよ。しかもこんな濃い青のブラジャー着けてるとかアホ丸出しだよな」
「ゃ、…ごめ…っ」
「そんな謝罪いらないんだよ」
俺たちは血の繋がった兄弟なんかじゃない。
こんな無防備な格好を見せられて平常心でいられるわけがない。
色の濃い下着ごと柔らかい胸を揉みあげて、形が変わるほど手圧をかける。
「っぅ…」
「おまえも知ってると思うけど女の扱いなんて俺、知らないから。優しく抱くつもりもない。おまえのこと…、大っ嫌いだからさ」
ぐにぐにと控えめな膨らみを揉み込む。
は叫び声もあげず忠実に俺の言いつけを守っていて、震えていた下唇を噛み出した。
「………裾、噛めよ。おまえが身体動かすたび落ちて邪魔なんだ」
胸元を見えるようにあげたTシャツの裾をの口元まで持っていく。
は怯え切った目で俺を見てきて、唇のあいだを開ける。噛んでいた下唇には、痛々しく赤くなった痕が少し残っていた。
裾を噛ませて、俺が取っ払いたかったブラジャーをたくし上げた。
「っ!!?」
「へえ…ってこんな乳首してたんだ。エロい乳首しやがって」
形のいい控えめな膨らみ。
てっぺんには小粒の突起とまるく円を描いたような乳輪。
「…、」
舌先を出して、それをすくい取ろうと顔を近付ける。
息のかかるところまで唇を下ろしていき、チラッと目だけの方に向ける。
目が合った顔はそれはもう可愛くって、先端をぺろりと舐めあげた。