【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第27章 ハイキュー✿国見英「ねごと」
は一向に起きる気配はない。
規則正しい寝息。
「…、触っちゃうからな…」
たぶん、誰にも触らせたことがない2つの膨らみ。
白Tシャツから薄っすら透けて谷間ができている。
「……あー…」
なるほど。
「…柔い…」
自分には絶対にないあり得ない、指を包み込むような柔らかさと張りのある弾力。
しかも俺の両手に合わせるように2つも実っている。
「あんまねぇと思ったのに……」
貧乳というほど貧乳ではないが控えめなボリューム感。
これが何カップと呼ぶのかは知らない。
俺自身、女の身体に触ったのは初めてだからだ。
「柔らかい…」
指先だけ少し動かしてただけだけど、手のひらで擦るように動かしてみる。
するとより…肉厚を実感することができる。
膨らみを揉んでいたらその次が欲しくなるわけで…。
「……やっぱ、こっちが先だよな」
すやすやと寝息を立てる口もと。
口からはみ出している艶が色っぽく光る。
臍や胸は割とすんなりと触れたのにハードルが高いと思われる唇。
「…もらっても、いいよな…?」
いきなり顔を近付けるには心の準備がいる。
相手が熟睡しているからとはいえ、顔を近付けるのだ。
に確認するように髪の毛をなでる。
今までと違う感触。
撫で心地のよい髪なのに…。
いい匂いのする髪なのに…。
自分の手が汗ばんでいるからだろうか。
生々しく感じる。
「…の頭、こんなに小さかったっけ…?」
おんなじ幼稚園帽子を被って、おんなじ紅白帽を被って、いつの間にかこんなに小さく感じたの頭。
いつしか体格差は歴然。
俺がの大切なものを取り上げて、手を伸ばして届かなくなった距離。
「もうこんだけ成長してんだぜ。俺たち……」