【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第25章 僕のヒーローアカデミア✿エンデヴァー「有限手錠」
の距離感のない接し方に内なる弱音をポロっと晒してしまい、心持たないまま風呂場に移動する。
「湯張りしてあるな。いつの間に…?」
「メールで頼んだんスよ。この腕じゃエンデヴァーさんと一緒に動くことになりますし。さあて、袖のある服…破るしかないっスかねぇ」
「止む負えんだろう」
伸縮性のある生地とはいえ、袖から頭と体を通して脱ぐのは限度というものがある。出来るだけ修復しやすいようにヒーロースーツの袖からハサミを入れることに。
「脱ぐのも一苦労だな…」
「じゃあ今度、私のもお願いします!利き腕じゃないんで過って皮膚とか切りたくないんで」
「…いま思ったのだが寝るときは、」
「パンイチで」
「恥じらいを知れいッ」
とにもかくにも風呂に入るためには止む負えない。すべてを割り切ることにしてジョキジョキとのヒーロースーツにもハサミを入れる。
首元まで切るとペロンと片胸がめくれ、ノーブラジャーの乳房が露わになった。
「っ…」
「一々反応し過ぎっすよぉ、エンデヴァーさん。堪ってるんスかァ~?」
「反応などしておらんッ!」
「ワガママな人っすねぇ、またそこが好きなんですけど。先にエンデヴァーさんの脱がしちゃいますね。片手が封じされると不憫っスね~」
「…」
お風呂に入るときは目隠しだとか要求して来なかった。あのトイレを思い出せば明白だが、見えてしまうものは見てしまう。
気になったものを目で追ってしまうのが男の性質だ。
「あっは。エンデヴァーさんのビンビンになってません?もう、やらしいなァ…。20歳の娘の身体をみて、──」
「反応などしておらんわッ!!生理現象だァァ!!!」
「うわっっ、……ゃ…やだなぁ、エンデヴァーさん…。急に脱がすとかドキッとするじゃないっスかぁ…」
「貴様がいつまでもモタモタしているからだ。さっさと身体を洗うぞ」
「せっかちっすねぇ。ゆっくり洗いっこし合いましょうよー」
お互い全裸になって、隠すものもないままシャワーの蛇口をひねった。