第25章 僕のヒーローアカデミア✿エンデヴァー「有限手錠」

はそんなことお構いなしに睾丸を揉んできて、限界まで射精をコントロールしてくる手つき。

「私の引き締まったアソコに、挿入れたくないですか…？」

「馬鹿を言え。責任など言語道断」

「責任なんていいですよ。私、小さい兄弟も多かったんで子供の扱いには慣れているんです。ただエンデヴァーさんの精子が欲しいんです、直入で」

「他を当たれ…。その子に未来はない」

「頑固だなァ。まあそういうところが好きなんスけど」

「…っ、急に…ンンッ」

「よく我慢しましたね…。もうこれ以上は疲れちゃうでしょうから、我慢したヤツたっくさん出していいっスよ。これは水に流しますんで」

こすってくるスピードが増し、ここぞというところばかり責めてくる。膨れあがった睾丸がブルッと熱くなり、その管を通って溢れ出そうになる。

「…っはぁ、……ッッ！！」

エンデヴァーは自由な右手であらかじめ持っていたトイレットペーパーに射精を果たす。久々の勢いのある射精に足の先からじんわりと熱くなった。

少々…賢者モードになって荒くなった息を整えていると、横にいたをチラリとみる。

「気持ち良さそうでなによりっス！」

「……貴様は、……。いや、なんでもない…」

いつも通りの能天気な顔を向けられ、何も言えなくなってしまう。本気か嘘か…。
妖艶さが増すと小娘ごときに狂わされそうになる。

求められる瞳の奥のものを感じた。
男としてはいつになっても嬉しいことだ。
サイドキックした時から懐かれているのも知っている。
どんな奴よりも図々しいくらいに懐に入って来ようとする。

手錠を掛けられたのがコイツで良かった…なんて、不覚にもそう感じてしまう。

だか通り越してはいけない。
己を理性にまで手を付けられてはならない。

（なにもかも、こいつの思い通りにはなってはいけないのだ……）

そう思っている時点で、のことを一人の女として見ていることに、どうしようもない背徳感に襲われた。