【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第25章 僕のヒーローアカデミア✿エンデヴァー「有限手錠」
トイレに寄ったついでにエンデヴァーも膀胱に溜まっているものを出し切ってしまおうと思い、下着のゴムに手をかける。
「………貴様。ジロジロ見過ぎだぞ」
「エンデヴァーさんはピチピチもっこりパンツ派なんスね。立派なモノをお持ちなんだなぁって尊敬します…!」
「貴様は男ではないだろう…。要らぬところ尊敬するな」
の視線を一々気にしていては時間の無駄だ。エンデヴァーは下着を膝あたりまで下ろすと、少し硬さを持った雄棒はまだ下を向いていたことに内心安堵した。
「ほええ…」
「貴様の色恋がどうのこうのと口出しするつもりはないが、少しは羞恥心を持て」
「ひどいなァ…、エンデヴァーさん。私にくらい羞恥心はありますよ。これは割り切ってるんです!私はビッチじゃないですよ。正式に付き合った彼氏としかセックスしたことありませんっ」
「それはいい。……見るなとはいわんが…貴様の場合、見過ぎだ」
「私に見られて、おしっこ出せないんですか…?」
「そうではないが……」
立小便するときペニスの大きさを確認し合うことはあっても、放尿している様は同性にだって覗かれるのは居心地が悪い。ハッキリ断れないエンデヴァーは歯がゆい思いを感じつつ、腹圧をかける。
ジョボボボ…
「おおぉ…。出た」
「…覗いてみるな。顔にはねるぞ」
「他人のおしっこってやっぱりクサイっすね」
「…」
覗かれてドキリとして、臭いといわれてズキッとする高低差のある攻撃。尿は臭いのは確か。だがしかし排尿物は別として40歳を過ぎればオヤジの匂い…、加齢臭というものが自分では気付かないうちに出てくると聞く。
(こいつは…どうなのだろうか……)
20歳以上も年の離れた部下。
同じくらいの年齢の実娘がいるが普通の親子のように全く接してやれていない。自分より年下の女や若い娘と話すことがあっても仕事上の付き合いのみ。
サイドキックのときは多少謙虚さがあったが、2年でこうも変わるものか。の距離のない接し方に、エンデヴァーは直属の上司…というよりも好意、に近いものを抱きつつあった。