【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第25章 僕のヒーローアカデミア✿エンデヴァー「有限手錠」
この忌まわしき手錠…。
熱拳や熱線で破壊工作に講じたり、の個性も加えてみたがビクともしなかった。最大出力でやれば確実ににも被害が及んでしまう。
腕を切断して治療するという荒業も考えたが、拘束時間は有限であることが判明。どうやらその相手に対する恨みが強いぶん拘束時間が長くなるようで、逆恨みの犯人がいうには24時間くらいなんじゃないか…とのことだった。
「……エンデヴァーさん。お手洗い行きたくないっスか?」
「小便か?」
「そうっス!」
「…分かった」
手錠の鎖は長くはないためドアの外で待機できそうになく、諦めて個室用トイレに二人ではいる。は何の合図もなしにパンツを下ろし、エンデヴァーはギョッとして慌てて壁に目をやった。
「ぬ…脱ぐなら脱ぐと言えッ…!」
「……え?あぁ…スンマセン。じゃあ今からおしっこ出しまーす!」
「その報告はいらんっ」
は羞恥心をまるで持っていないかのように便器に座るとジョロロロ…と隠す気もなく、ダイレクトに放尿している。
個室に立ち込める尿独特の匂い。
尿道から噴出される音…、便器の水の中に落ちる音…。出来心で動いてしまいそうな視線をぐっとこらえ、エンデヴァーは瞼を下ろす。
「ふぅ~…スッキリしたぁ…。左手で拭くのって難しいっすね。あれ…?エンデヴァーさん。私のおしっこ、そんなに聞き入っちゃいました…?」
「っ…馬鹿なことを言うなッ!!俺はそういうマニアックな趣味はない!!」
「嘘ぉ、そうなんデスかぁ…?男の人って女の人のおしっこするところ割と好きって人が周りに多かったんで、なんか以外っス」
「俺を周りのヤツと同類にするな…」
「スンマセンって。エンデヴァーさんもおしっこします?トイレに来たんだから一緒に出しちゃいましょうよ」
「その前にパンツを履けェェェ!!!」
エンデヴァーは下ろしっぱなしの下半身に目が行ってしまい、何もかもオープンすぎるに響き渡る喝を入れた。