【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第24章 僕のヒーローアカデミア✿ホークス「片翼のビスケット」
手渡したパピ○をちゅーちゅーするの姿は異様に可愛くって、時間が許す限り一緒に居たいと思ってしまう。
──…ん?てゆうかさっき、飯食うのはいつも一人って言ってなかったか?ということをホークスは思い出した。
「っつーことは、家帰っても一人で食べる予定だった?」
「…うん」
「そっか……。ならもう少し一緒に居られるな!」
嬉しさに我慢できなくなって、俺と時間を過ごす前提で微笑みかける。そしたらはキョトンとしたけれど、ゆっくり俺の言葉を受け入れたみたいで同じように微笑み返してくれた。
そんでどこの店に入るか、テイクアウトするか提案すると…。
「えっ……なに。腹減ってないの??」
「うん……。これ食べちゃったから…」
「ダイエット中??」
は手に持っているパピ○でお腹いっぱいになってしまったと話した。というか口にあててるだけで全然減ってねえし、1日3回という日本に定着した食のリズムではないのだろうか。
とりあえずホークスは自分の空腹を満たすためコンビニへと迎い、を待たせていた公園のベンチに腰を下ろした。
「ホークスくん……。空、飛べるんだ…」
「まァ、地上を走るより空飛ぶほうが速いしな!の両親は鳥類とか羽もち家系なのか…?」
「………ううん。私を産んでくれたお母さんもお父さんも、羽なんて生えてなかった…」
「!!……それって…」
本来ならば父親か母親の個性、あるいは両方の個性を備えて生まれてくるのが自然。しかし、時折…無個性あるいはどちらにも属さない個性…突然変異種(ミューテーション)が生まれてくることもある。
「お母さんの話しでは、私をお産したとき……。背中には3枚の羽しかなかったと教えてくれた…」