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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない


脱がせてくれといった治崎の黒シャツのボタンを外していく。出会った時はファー付きのモッズコートだったが、ブラックスーツだと高尚な雰囲気が漂う。

(さ…鎖骨……っ)

いつも襟元まできちんと締まっているから、はだけた時にしかお目にかかれない鎖骨という男らしいフェロモンが出ている部位。くっきりとしていて撫でたい衝動に駆られる。

「なんだァ?最後まで脱がせてくれないのか…?」

「し、下は自分で脱いでくださいねっ…!そこまでは介抱できませんからっ」

「なんだよ。俺の下半身、しっかり観察したいくせに」

「っ、あとは自分で脱いでくださいよ!私は先に入ってますからっ」

「あ、……おい」

治崎のネクタイを外してシャツだけ脱がせ終えると、後ろを向いて着ていた浴衣と下着をさっさと脱いで、足早に浴室へ逃げる。

(む…無理っ!!恥ずかし過ぎて死ぬ……。治崎さん、分かってて突っかかってくるし、心臓が持たないよォォ。あーどうしよ。治崎さん、置いてきちゃった……。呆れられたかな…)

可愛らしくもない行動。

大人の色気にやられて浴室に逃げてきたは、とりあえずお湯を頭からかぶる。そう数分もしないうちに腰タオルを巻いて治崎がやってきて、呆れるどころか身体を洗ってやると言い出してきた。

「え、ぃや…いいですって!自分で洗えますっ」

「さっき介抱されてやったお礼だ。洗わせろ」

「命令系ですか?!ってゆうか介抱されてやったって、治崎さんが脱がせてってお願いしてきたからですよね?!」

「普通に洗うだけだ。洗浄力のある泡の固まりができたぞ。大人しく身体を寄こせ」

「すごいもこもこの泡!それで自分の身体洗えば…ひゃあ!」

背中に泡だけのふんわりした感触があたる。治崎の作り出した泡はふわふわもこもこの泡で背中全体を洗われ、今度は腕から脇にかけて泡が乗せられる。

「ううぅ……」

「タオル退けろ。邪魔だ」

「だ…だって…」

「それなら泡で隠してやる。要は恥ずかしいところが見えなきゃいいんだろ…?」

前の部分を隠していたタオル。椅子に座っている状態だったからタオルを太腿のところに乗せ、隠していた乳房が見える形になった。
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