【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない
は愛情を持って育てられてきた一人だ。自分がその存在を調べ上げたように、両親も血眼になって一人娘のを探し続けるだろう。まだ数時間しか経っていないから、世間が騒ぐのはこれからになる。
(真っ当じゃ生きられない。俺とおまえじゃ…、どんなに強い絆があっても……)
すれ違いの続く組長と同じように、極道を疎む世間も、何もかも障壁でしかない。
「…。お前がほしい」
とだけ分かり合えれば、こいつさえ傍に居てくれればそれでいい。身内に理解されなくても、さえ笑顔を見せてくれればそれで構いはしない。
「ぁ、っあぁッ…」
「最初のうちは痛いだろうが…我慢してくれ。俺も、辛いんだ……ッ」
に痛みがあるように、狭道は自分の存在を阻んでいるように感じる。それでもは、治崎を受け止めようと息を吐いて、筋肉のこばわりを解そうとしている。
「もう少しで半分……入りそうだ…ッ」
「ぅ、はぁ、っはぁ……ん、…っは、はぁ…」
少しずつ奥へと進み、のいたいけな身体に己のものが埋め込んでいるという征服感。きつくて、苦しくて、繋がった生殖器は弾けてしまいそうなほど熱を持つ。
「……。動いていいか…?おまえが痛がっているのは分かるが弾けてしまいそうなんだッ……。一回、出しても」
「ぃ…いですよ……。治崎さんも、苦しそうなのが分かるから…。女の人のほうが痛みに、強いので、…が、頑張り…ますから……ッ」
「それじゃあまるで俺が弱い男にあるじゃねえか…。っく、もうだめだッ……、っ」
余裕がなくなり情けなくて、童貞なのがつくづく嫌になる。
「っはぁ……あァ、…ッ」
がむしゃらに腰を振って、繋がった部分が蕩けそうなほど熱くて気持ちが良い。こんなガキに諭されて不甲斐なくて、弱った顔を見せたくなくっての首元に顔を埋める。
「っぐう、……!!」
最後の追い込みで小刻みに腰を律動させると、ゴムの中で思いきり射精を果たす。その解放感に、しばらく放心状態になる。
その後、の顔を直接みるのが面目なくなって、まだ熱さを持ったモノを振るいたくて、首筋にキスを落としておねだりを要求した。