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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない


の漏らす吐息が少しずつ変化していった。苦痛そうに歪ませていた顔も次第に蕩けたようにぼんやりと瞼を下げて、必死に飲み込まれまいと耐えている…なんだか切ない姿。

(愛撫はそれだけ大事だということか…。知識だけじゃどうもならんな…)

治崎は生まれてこの方、潔癖という重度の病気になってから女に触れたことはなかった。故にの反応は新鮮そのもの。

(くそッ……早くイかねえか。のナカに入りたい…ッ)

知識はそれなりにあるが実践経験はゼロ。一度だけエクスタシーを味合わせれば、処女の身体でも受容が芽生えるものだと思い、指の腹でしこりをなぶり倒す。

「気持ち良いんだろう?…。俺の指でイかされるのがこわいか……?」

「…っぅふ、……んァ、、はあっ、っう…ん」

「吐息が漏れてるじゃないか。我慢するな、。イってしまえば楽になる。おまえを愛しているぞ、」

こんなにも愛を伝えているのに、はそれに答えようとはしてくれない。

愛してるという言葉だけじゃなくて、自分に気付いてほしくて、認めてほしくて…、どうにか伝えようと首や鎖骨に口付け、綺麗な形をした胸にもキスを落とす。

「ぁあぁっ、…ふぅ……っ、くんぅッ」

「もう膝がガクガクじゃないか。解放されたくて仕方がないのだろう…?…」

初めての快楽に怯えているのか、中々リミッターを外そうとしない。これだけ強い刺激を与えていれば、もうすでに限界を超えているはずだ。

「…、下の口も緩んできたぞ。指が簡単に出入りできるようになったなァ、…」

「ゃ、…ぁああッ、…う、ァ゛ぁあ…ッ」

自衛と快楽が入り乱れて、たくさん溢れ出す愛液。の脚から足裏までがピンと伸び、上あごが上を向いてきている。

(…もうすぐ。もう目の前だ……)

筋肉の動きで嘘はつけないだろう。全身の筋肉がこわばって硬直化が進み、息も乱れてまともな吸気を行なえていない。

そして、鎖が一気に弾け……。

「ッッッうぅ゛うぅ゛ン゛ン゛~~~!!!」

激しく身体を痙攣させ、はオーガズムに達したように高く天井を仰いだ。
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