【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない
耳から伝わるぬくもり。
「はぁ、……ん」
耳の外側に唇が触れ、熱くて切ない吐息。
「っぅん……」
内側に伝わっていくのかと思ったら、焦らすように耳の裏に唇を這わせ、はむはむと甘噛みしてくる感触。
「……愛してる。、好きだ…」
「っ、、」
耳の内側にはまだ入らず、耳の横、耳の裏で、吐息交じりの愛の言葉と自分を求めてくるような甘く囁く声。暴力的な愛で訴えてきたくせに、甘くて蕩けるような変化球で愛撫をされ続けて…。
「……はあ……っん、…はぁ…」
吸って吐く感覚も短くなってきて、ちゅっ…と鳴らすリップ音や、甘噛みから舌先でなぞってくる生温かさも…、甘美な心地に変わっていく。
「あぁ……っん、…」
(しまった!!いま、ぜったいヘンな声……ッッ)
「もっと聴かせろよ」
「ッッ~~~」
漏れてしまった吐息に追い打ちをかけるように、治崎は耳の奥まで届くように愛を注ぎ、身体を巡る恍惚感。むずむずしていた下半身がドクンッと脈を打って、生殖器の動きが切なくなってヒクヒクとしてしまう。
「……膣内から伝わって感じるぞ。イきたいんだろう…?」
「っ…」
「膣内はまだ受け入れたばかりだから、こっちの敏感な陰核でならイけるはずだ」
「ゃ!まって。いま触られたら、だ……やらぁぁッッ!!」
膣内に挿入っていた指は陰核を攻めてきて、コリコリとしこりの部分を摩擦するように擦られる。
「はぅ!…っぅふううっッ!」
「濡れているから激しく擦られても気持ちが良いだろう……?喘ぎ声を我慢してる姿はなんとも愛おしい。…」
「ぅうう……っんンっ、ぐうッっ!」
「水の響く音も激しくなってきた。おまえの忍耐は、どこまで持ちこたえられるかなァ…?」
激しく摩擦を繰り返される陰核。ぐちゅぐちゅと弄るまわされて、じんわりと熱くなって、気持ち良くって、気を抜いたら喘ぎ声とともに溺れてしまいそうになる。
「素直になれよ、…」
治崎は耳元から首筋へと移り、乳房の膨らみを愛撫しながらキスを落としていく。
膣内に入ってきたときはどこを触られても嫌悪感が走ったのに、時間をかけた甘過ぎる愛撫に頭が真っ白になりそうだった。