【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない
がペットボトルのキャップを締めたのを見計らって、本能のままに押し倒した。
「きゃあっ」
「抱きたい。抱かせろ。愛してる」
「ゃ…やめ、」
はびくびくっと身体を小刻みに震わせた。それは同時に顔を背けたふんわりといい匂いのする首元に、唇を押し当てたからだ。
「あァ……口にしても蕁麻疹は出てこない。このままを喰らいたい」
「ゃ、止めてくれるってさっき!約束……ッ」
「ずっと触れたかった。を愛してる。俺の妻になれ、俺に抱かれろ、俺の子を孕め」
「ひぃいッッッ」
はとても食欲のそそるいい匂いがした。震え上がった声も、仕草、表情もすべてが自分に向けられ愛おしく感じる。これが愛なんだと強く思うほどに。
「女に生まれてきたのならヤることは一つだろ。いい加減、正直になれ」
「ぃ…いやッ!!じ…じつは僕、男だったりして!」
「それなら確認するまでだ」
「ぇ、やっぱちがッ…ひィイイいッッ!!」
指先でなぞって、個性で分解させて胸元の服をはだけさせた。準備させたブラジャーも形にあっており、女として抱くのには十分すぎる柔らかさ。
「この脂肪はなんだ?これでも自分は男だと、しらばっくれるのか…?」
「ぉ…おうよ!鍛え過ぎたら、ゃ…柔らかくなっちまったんだ、ぜ!」
「俺は一度も触ったことはないが、女体ならではの外性器だと思ったのだが…これは違う産物か?」
「ぜ…前世が相撲取りだったから、き…鍛え過ぎたら、そう見えるようになっちゃったんだよ。うん。だから、ほんと…ひィイイいッッ!!」
ブラジャーの邪魔なところを分解して、薄桃色の粒が乗ったおわん型の乳房を両手に包み込む。
「女の身体はいいなァ……柔らかくて。男にはない柔らかさだ」
「ゃ……ひう、だ…から、男…だって」
「潤んだ目でなにを言っている。説得力がないぞ。ならもう一つの生殖器を確認させてもらおうか」
「………ぇ」
治崎は揉み込んでいた乳房から手を離すと、下に履いていたものに手をかける。
「さァ、こっちはどうなってるのかなァ…?」
「ひッ、ゃ……やめッッ──」
もっと深く愛したい。自分の痕さえ残せば、も愛してると言ってくれると思ったから。