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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第22章 僕のヒーローアカデミア✿治崎廻「愛してる、だけじゃ伝わらない


キスしたいのが本来も目的だったが、口腔内の健康は保たれており、思わずじっくりと観察してしまった。歯の形も色、歯茎も含めて模型にしたいほど美しい。

「……歯並びも綺麗だ。虫歯もない。舌はどうだ。べろを突き出せ」

「べ…べぇぇぇぇ」

「声は出さなくていいぞ。喉の奥までみせて」

「………」

舌を大きく突き出す姿に脈動を感じる。恥ずかしがったその姿に己の息子が起き上がるのを感じ、先ほど押し倒した時よりも性的興奮を覚えているのを自覚する。

(一回りも下の小娘に下半身を疼かせるとは…。やはりこれは病気だ。一刻も早く、その口の中に俺のモノを咥えさせたい願望がッ)

「…も…いいですか…?口の中、渇いてきちゃって…」

「あァ、ありがとう……。舌も問題ないようだ。持ってきた飲料水だ。好きなだけ飲め」

口の中をみせてもらって何故か礼を言ってしまった。手渡したペットボトルの蓋を開け、喉を潤すように横で水を飲む。ただそれだけの行為なのに、濡れた唇に目が奪われる。

(あァ…だめだ。また嫌がられると分かっているのに、我慢できそうにないッ)

性的異常な興奮。相手は子供。中坊なるまた成熟していない小娘。病人ではなく性的対象。様々な問題点があるのに、下半身は熱を持って盛り上がって、すくすく元気に育ってきている。

重度の潔癖であるのに無気力ではいられなかった。異性には少なからず興味があった。でも、触れられない。柔らかそうなあの身体に触りたいのに嫌悪感が迸る。

潔癖を守るか…、肉欲を選ぶか…。

(……でも、この子はそんな俺を満たしてくれる。それにしても何なんだ。この子の意志はどうだって良かったはずなのに……胸がつかえたような、この感じ…。

だがしかし、俺のこの手で穢してやりたいんだッ。この子を壊したいッ。あァ、そうだ…。泣かせたって構わないじゃないか。もう俺のモノなんだ。誰も文句はいうまい。俺のモノなんだからどうでも、……………くそッ。それなのになにが気に食わないというんだ。この胸騒ぎ…、胸が熱くなるような…、あァ……苦しいッ…。

…そうか…。

これが愛なんだ。愛しているから苦しいんだッ!!こんなにも、こんなにも愛しているからッッ!!!)


──愛してると、伝えれば。きっと。
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