第20章 僕のヒーローアカデミア✿天喰環「ネガティブ・アサーティブ」

「あぁッ…た、環……！」

「ごめん、。止まりそうにない。ごめんよッ」

今だけ許してと言わんばかりに抱え込んで、パンパンっと激しく腰を打ち続ける。こんなに本能をむき出しにしたのは初めてで、自分自身のことなのにコントールが出来なくなってしまっている。

「んあ、あっあっ…激し……ふあ、はあぁ…ッ！」

「……ッ…」

「あっ、あぁんっ、たまき…、環ィ……！」

「、好きだ、大好きだッ…！！」

「ん゛ンンっ」

精液でベトベトなのも気にせず、肉打ちを続けながら接吻行為に及ぶ。下で喘いでいるはくぐもった苦しそうな声をあげ、精液が顔について目が開けられないでいる。

（キスのとき、こんな顔していのたのか……）

精液が混じった唾液ごと舌をくちゅくちゅと絡ませて、今までしてきたよりも一番濃厚なキスをする。

「好きだッ……、」

「んはあ……はぁ……わたしも好きッ、環…」

「ッ…！！」

「あぁァんっ！！」

欲望のままに貪り合って、何度も吐き出させる。自分から腰を動かしたのなんてほんの数回だったけど、今日ばかりは襲いかかって猛威をふるった。

自分がどれだけに対して貪欲だったか……思い知るほどに。