【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第20章 僕のヒーローアカデミア✿天喰環「ネガティブ・アサーティブ」
ベッドに乗り上げてお互いの身体に腕を回し、ちゅぱっ…と遠慮がちに唾液を絡ませる。舌と舌が触れ合うたびに興奮して鼻息が漏れてしまい、の顔をみて確かめたいが…。
(キスの最中に目を開けて、の顔を見たいけれど……仮にもし目が合ってしまったら、すごく…気まずい。の呼吸を耳で聞くかぎり、とても興奮していることが伝わってくる……)
好きだから顔を見たい。見たいけど怖い。目だけの情報だけでなく、聴力で拾える音も極力抑える。
「は、ぁ……」
顔が近い。息を我慢しているから心拍数があがる。雄みたいに興奮する鼻息をおさえて、口から漏れる吐息も…唾液を飲む音も、欲情する自分を必死に抑え込む。
「……環……すごい汗…」
「ご…ごめん。気持ち悪かったらシャワー浴び直して」
「ううん。環の匂い、好き…」
「ッッ」
は環の気持ちも知らずに服を捲し上げ、お互い上半身裸になって覆い被さってきた。
「ん……」
「環の乳首、勃ってる」
「っはぁ……」
は環の尖った乳首を指先で捏ね回し、汗がはびこっている首元に舌を這わせる。身体が上下するたびに触れあった裸の部分がこすれ合って、そーっとのピンク色の乳房に目を向ける。
(ああ…の乳首もあんなに勃ってて可愛そうだ。早く楽にしてあげたい。しゃぶり付きたい、赤ちゃんみたいに無遠慮にちゅーちゅーしたい。けど……俺はの子供じゃないし、前に吸い過ぎたら、腰が砕けてしまいそうなほどビクビクしてたし……)
「環……。私のも…触って……?」
「う、うん……。これくらいで…いいかな…?」
「もう少し、乱暴にしても良いよ…?ぁん…」
「ッ……」
の乳房に手をかけると切なそうに声が漏れ、下半身が極めて充血した。