【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第19章 黒子のバスケ✿木吉鉄平「浴衣」
をその場に立たせたまま、鉄平は浴衣の下にもぐり込む。直接、陰なるところに吸い付いてきて、舌が奇妙に動き回る。
(…声…、抑えなきゃダメなのにッ……気持ちイイ…っ)
両手で押さえている口から声が漏れそうになる。玄関じゃなかったらもう少し声が出せるのに、止めてほしくないという矛盾した思考も巡る。
「今日のお漏らし具合はベスト4入りも出来そうだな。舐めても舐めてもキリがない。屋台でえっちな薬でも盛られちゃったか…?」
「そんなわけ…っ、ない…でしょ…」
「花火を見てると儚い気持ちになるよな。浴衣姿でさらに可愛さ倍増してるのに俺にいつも以上に甘えてくるし、のせいで歯止めが利かなくなっちゃったんだからな」
「かってに、責任…押し付けないで……ぁんっ」
「やらしい匂い出しておいてよく言うよ。ここから分泌されるとろとろなチョコレートの入り口に、そろそろ俺のバナナも甘~く包んでほしいかな」
「も、…そこで…喋んな……っ」
「はチョコとバナナ、どっちが好きなんだ?好きな方でイカせたげる」
このまま甘く蕩けるまで舐められたい。それでもしっかりと硬さをもった味わい深いバナナがチラつき、鉄平は下半身に顔を埋めたまま訪ねてくる。
の頭にチラつくのは……。
「てっぺい、」
鉄平のが欲しい。
玄関には脱ぎ捨てられた下駄のみが残される。鉄平の部屋まで運ばれるとコンドームを装着した肉杭がメリメリと割れ目におさまっていく。
「……ぃひいっ」
「ん、そんなに良かったか?なら俺も、張り切って動かなきゃな」
「だめ、ぃや……そーじゃな、ぃん!ぁあっ」
打ち込まれた肉杭がリズムよく何度も往復する。バナナにチョコを塗りたくる工程を連想させるように、深いところを突いては濃厚に絡み合っていく。