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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第15章 黒子のバスケ✿青峰大輝「禁止令」



「これ、わかる…?」

の大胆な行動に大輝はドキリとするが、色気もないブラウスの下に巻き付いているもの…。

「コル…セット…?」

「そう。まさか妊娠とか言い出すとか思わなかったわ………」

「だ…だって、お前が不機嫌になるのって生理の時くらいだし…。なんで俺に黙ってたんだ?」

「それはちょっと……、ダサいと思って」

の話によると、飼っている大型犬をお風呂に入れようと思ったらめずらしく暴れられて腰を打って、ギックリ腰になったという。

「だから1~2週間は安静にしておきたいの。歩くのだって辛いし、階段の上り下りとかしんどくって…」

「なんだ…。そーいうことだったのか……」

が妊娠したら学校辞めて働こうと思った。

自分にはバスケしかねえし、そういう団体に所属して稼いで、自分の両親は構わないだろうが、の両親にどうやって話すべきか色々足りない頭で考えて………。

正直、安堵する。

「なに泣きそうな顔してんのよ……」

「俺……、考え浅かったなって。とずっと一緒に居てえし、同じ指輪つけたいって思ってたけど…、赤ん坊のことまで考えてなくて」

「そりゃまだまだ私たち子供なんだから、考える方がよっぽどよ。もし避妊に失敗したら……、アンタと…そういうことすると決めた時に決めたんだもの。大輝はバスケの選手になるんでしょ?だから高校だけはちゃんと卒業しなきゃ」

ひ弱で着飾った自分とは違って、は小さい身体なのに始まる前からちゃんと考えていた。
抱き着きたいけど、ギックリ腰だから抱きつけない。

「それより問題はこっち。先生にあとで呼び出されるから、伝えていいのは性交渉までしているってこと。あとはそうね……。学校でやったことあるとか、ラブホ行ったとか…アホなことまで正直に言わなくていいからね」

「…おう」

お触り禁止令の原因も分かり、あとで個別に担任教師と教育係の先生に呼び出しをかかる。

校内にも名前まではあやふやだが噂も広がった。毅然とした態度でやり過ごし、音が去るのも時間の問題だろう…。
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