【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
意識はあった。無意識なんかじゃない。
ただ言葉には出せなくて、あったものを離せなくなって…掴んでしまった。
降「……ふ。…君が、誘ったんだからね」
離れた唇はまた重ねられる。今度は重ねるだけじゃなくて角度を変えて啄むようにキスをされ、髪を撫でるように身体を強く抱きしめられる。
「…ふ……、ん」
一人じゃないベッドに安心し、その温もりを求めるように背中に手を伸ばす。
降「君がそのつもりなら俺はオオカミになる。覚悟はできてるんだろ?」
「…は、い…」
降谷は下着だけの姿になって、の着ていたパジャマも脱がしていく。
暗くて触った感じでしか分からないが、サーブを打っていたときチラッと見えた硬い腹筋が目の前にある。
ちゅっ…
降「少しお利口にしてて待ってて?君と最後まで繋がりたい」
「…は……はぃ…」
瞼にキスを残して降谷はいったんベッドから離れて行ってしまう。
(自分から誘っておいて、まさか…こんな展開になるとは思わなかった……)
降谷はあの中でも要領よく何でもこなしており、完璧な人だと思っていた。ほんの少し甘えられればと掴んだ手はしっかりと握られ、数分もしないうちに降谷は戻ってくる。
降「お待たせ。……さん、眠たいだろうけどナシにしたなんて言わせない」
「んっ…」
深夜1時の真夜中のキス。カーテンを閉めていない月が異様に輝いて見え、軋んだベッドに身体を押し倒される。
「ふ、んぅ……」
高い体温に包まれて、大きな手が頬を包む。唇から下に降りて、首から耳たぶを甘噛みする。
「ぁ……」
降「水を飲みに起きただけなのにな…。おかげで眠気が吹き飛んでしまったよ」
「ご、ごめんなさ…」
降「いや、君を責めてるわけじゃない。俺はずっと…君を狙っていたから」
「えっ…?むぅっ…」
唇をかぷっを噛まれて、熱い舌が捻じ込まれた。