【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
は膝を枕替わりにするように突っ伏し、寝息を立て始める。
降「……ん?」
喉が渇いて起きてきた降谷はリビングのソファーで蹲っているを発見し、肩を揺する。
降「こんなところで寝ると風邪引くぞ」
「………んぅ…」
降「ほら起きて。オオカミに襲われたくて出てきたのか?」
はゆっくりと顔を上げ、暗闇の中にある顔を確認する。
「……降谷…さん…?」
降「自分の部屋に戻れ。お水…飲むかい?」
「…お願いします…」
降「おっと、…危なっかしいな。さんはこのまま座って待ってて。ね?」
眠たい身体を揺らされ、まだ視界がおぼつかない。立ち上がろうとするとふらついており、降谷は宥めるようにまたソファーに座らせる。
お水が入ったコップを持ってくると、の口元まで持ってきてゆっくりと注ぎ込む。
降「さんもアイツらと同じで手が掛かる…」
「…ん…」
コクコクと音を鳴らし、水を飲んでいく。喉を潤して少し意識がはっきりしたのか、瞼がもう少しだけ持ち上がった。
降「じゃあ部屋まで送ってってやる。自分で歩ける?」
「ん…」
降谷はの細い腰に腕を回し、階段を一歩一歩のぼっていく。はまた寝てしまいそうに身体を預けてきて、降谷は思わず苦笑いをこぼす。
降「今度はちゃんとここで寝ろよ?こんな無防備な姿、アイツらが見たら……」
ベッドにを寝かせて離れようとすると、自分の服が掴まれていることに気付く。
降「それ…無意識にやってる?俺も一応、オオカミなんだけど」
「………」
降「……本当に寝てても、怒らないでね」
目の瞑っているの唇に唇を押し重ねた。