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【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。

第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」


は可愛い系のピンクのブラジャーを手に取って、お風呂にゆっくりと浸かる。

「ふぅ…。温まる……」

今日あった様々なことを振り返って、何だか今日は久しぶりに泣いたよりも笑ったことの方が多い気がする。
不幸なこともすべて受け止めきれたわけではないけれど、幸せな気持ちで溢れさせてくれる。

「……あの人たちに出会えて良かったな」

少し無理やり連れまわされた感じはするけど決して嫌な感じはなく、素直に楽しめていた自分がそこにあった。思い出してはクスクスと笑い、サッパリとした気持ちでお風呂から上がる。

リビングからテラスの方に行くと、楽しそうな笑い声が聞こえる。あの中にまだ混じって居たい気もしたけど、彼らは久しぶりに集まれた同期なのだ。

少し入りづらい気もしたが戸を開けると、気付いたように注目される。

萩「ちゃん、パジャマ着てる~」

松「もうお寝んねか?添い寝してやろうかぁ?」

伊「ついこの間まで女子高校生だもんな~、ひっく」

諸「伊達~。酒クサ~イ」

(完全にデキあがっちゃってる…)

明日仕事は控えてないだろうとは思うが、その出来上がり状態に少々不安を覚える。

「……あ、あの…もう…私…寝ますね?」

降「あぁ…見苦しいとこを見せたね。おやすみ、さん」

「おやすみなさい…」

どうやら降谷だけは酒に飲まれておらず、平然と言葉を交わす。はお辞儀をしてから部屋まで戻り、携帯に手を伸ばしたが…その手を引っ込める。

(……今日はこれで良いけど、明日からどうしようかな…)

彼らは明日で帰ってしまうが、はまだ1泊残っている。もちろんその後の予定も立てていたわけだが今日の観望会もそうだし、あの輪に戻ることは出来そうにない。

考えるほど…目が冴える。
目を瞑ってもまた目を開いて、軋むベッドの音が幻聴として聞こえてくる。



みづき『ぁあんっ…!』



「っ──」

はベッドから起き上がり、リビングの方に降りて行った。
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