【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
はセクシー系の黒いブラを手に取って、バスルームで汗を流す。
「ふぅ…。そろそろ上がろうかな」
ふかふかなバスタオルで身体を拭き、サイズぴったりの黒いブラジャーを着用する。火照った身体にまだパジャマを着る気にはなれなくて、念のためにバスタオルを巻いてからドライヤーで髪の毛を乾かす。
備え付けの化粧水や乳液を肌に馴染ませ、椅子から立ち上がった瞬間…。
ガラッ
松「あ?まだ居たのか」
「…」
グラサンを掛けた松田が脱衣所のアコーディオンカーテンを閉めていたのにも関わらず、合図もなしに開けてきた。
松「…」
(早く閉めてよ…!!)
は悲鳴を上げないかわりに、心の中で叫んだ。しかし松田はそんなのお構いなしで視線の分からないグラサンを向け、しいては中に入ってきてカーテンを閉めた。
「ぁ……あの…」
松「叫べば誰か助けてくれるんじゃね?」
「っ……」
松田の口元がにやりと笑い、追い詰められた壁に手をドンっと付かれる。は胸元に置いた手をギュッと引き寄せ、顔を背いて静かに抵抗する意思を見せる。
松「ふぅん…。そっちがそのつもりなら…」
ツゥーっと首筋を舐められ、は小さな悲鳴を上げる。グラサンで分からない目元はふと目に入った肩紐を撫で…。
松「このブラ紐、見覚えあるぜ。……アイツのじゃなく、俺の選んだのか」
「………えっ?」
なにやら満足げに笑んでいるようにもみえる。
松「どっちも諸伏が買ったと思ってんだろ?アイツがこんなエロいの選ぶと思うか?」
たしかに言われてみればそうだ。親切で優しくて、一番穏やかそうな諸伏が選んで買ったようには思えない。だとしたら、今この目の前にいる男が選んだということになるのか。
「思いません…。松田さんが買って…くれたんですね…。ありがとうございます…」
松「今この状況で律儀に礼か。肝座ってんな。それともただの馬鹿か?」
「あ、あの…。もうお風呂終わりましたから少し待って…」
そう言って言い逃れしようとすると壁に押し付けられ、トーンが急に低くなる。
松「俺が選んだ下着付けておいて、お預けはねぇんじゃねーの?」
「っ…」
顎を掴まれ、顔が迫ってきた。