【R18】【ごちゃまぜ裏夢✿短編集】今夜はOKかもしれない。
第14章 名探偵コナン✿警察学校組「1day」
はブリキバケツの中で火をつけ、火花を散らす花火を見つめる。
シュゥゥゥーッ…パチパチパチ…
諸「ちゃん、楽しんでる?」
「はい。楽しいです」
諸「それなら良かった」
諸伏に話し掛けられ喋っていると、降谷が「ヒロ、さん。はいチーズ」と言って、携帯カメラのシャッターを押す。
カチャッ
諸「ちゃんと撮れた?」
降「ああ。…ほら」
降谷が撮った写真を見せてくれると、それを聞きつけた萩原、伊達、松田もやってくる。
萩「い~な~。俺もちゃんとツーショットほしい!」
伊「俺も一枚」
松「…」
は言われるがままに写真を一緒に撮られることに応じる。すると諸伏は思い出したように声をあげる。
諸「あのさ、花火文字っていうの撮ってみない?俺、シャッター押すから」
伊「構わんが。文字は何にすんだ?」
萩「5人だから、4文字か5文字…」
松「休日…、思い出…、1泊2日…」
それがヒントになったように降谷はある言葉を口にする。
降「1DAY…ってのはどう?最高の1日ってことで」
萩「いいな、それ!」
伊「よし。じゃあこの順番で1、D、A、Y、後ろのマークは降谷で」
諸伏以外の5人は一斉に花火に火をつけ…。
諸「撮るよ~?」
カ…シャ…ッ
それぞれ一筆書きをして、火花を散らす。撮れた写真は綺麗に文字となっており、最後のマークは皆さんに想像していただこう。
萩「なあ、線香花火対決やろうぜ!一番早く落とした人は罰ゲームとして笑わせること!」
「えっ…」
萩原の提案にはビクリと反応を見せる。
降「面白そうじゃないか」
諸「もし誰も落ちなかったら?」
伊「そんときはサドンデス方式だろ」
(ど…どうしよう…。私…最後までもったことない……)
は焦り、隣から入る声など耳に入っていなかった。